2024 11,22 18:18 |
|
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 |
|
2009 12,17 06:08 |
|
1000のお題集、お題0004、投下!
※時はR1。日常のほのぼの…? ※被害者(?)は玉城。…ま、自業自得ですが。 ※口調とか微妙なところがありますが、笑顔でスルーをお願いします。(マテ) ※CPは無し。騎士団とルル。(まだR1での騎士団なら許せるんですけどねぇ…) ※そして、間違えようがなくギャグ。(爆) イキが良すぎ 「でよー、そこで俺様がババーンと登場して、そこにいたブリキ野郎どもを叩きのめしてやったんだ!」 騎士団の休憩室で、例の如く玉城が誇大妄想を語っている。 幹部ならば、それを見て『あ~ぁ、また玉城がホラ吹いてるよ…』と呆れるのだが、玉城が話している相手はまだ入団して間もない新人。 それがホラだとも、誇大妄想だとも気づかず、「玉城さん凄いです!」と憧れの眼差しで見ている。 そこに表れたのは、ゼロ。 休憩室に居る団員は皆、気を引き締めた。 …一人を除いて。 「…玉城、お前に一つ、言っておきたいことがある」 「あぁ? あんだよ、めんどいな~」 そんな玉城の態度に、団員は『駄目ですよ、玉城さん…!』と青くなり、幹部はいつもの事としてスルーしている。 それよりも思うのは、『言うのは一つだけでいいのか? ゼロ』というものであり、玉城よりもゼロの胃の方を心配してしまうのは、常識人としては当たり前だろう。 「…まだ入って間もない団員に、嘘をつくな。後になって、その団員が真実を知ったときには、お前がハブられるぞ?」 「あぁ!? テメェ、俺様がいつ、嘘をついたって言うんだよ!!」 言われて黙っている玉城ではない。 折角のゼロの忠告も、ただの厭味程度にしか思えない玉城は、当然の如く反発した。 だが、ゼロだとて何の根拠もなく言っている訳ではなく。 …玉城に、勝ち目がある筈もない。 「そうだな…先程、お前が言っていた誇大妄想だが…」 「誰が誇大妄想だ!」 「確かに、お前は登場したのかもしれないが、お前がしたのはただ物陰からブリタニア人をおちょくるように野次って、追いかけてくる前に逃げ出しただけだろう」 「な…!?」 玉城は図星だったらしく、真っ赤になった。 ちなみに、偶然ながらもそれを見ていた幹部の一人が、「あぁ、あれか…確かに。どっちかと言うと情けなかったよなー」と頷いている。 「そして、そのブリタニア人を追い払ったのは、その場に居合わせた学生姿の枢木だった。 相手は、公女の騎士相手だとナンバーズでも不利だと悟ったのか、蜘蛛の子を散らすように逃げていった」 …さて、私は見たままを言った訳だが、先程お前が喋っていた内容と比べると、どう考えても一致している点が見当たらないのだが…? ゼロが静かに続けると、玉城は反論しようと口をパクパクと動かし、だが何も出てこないのか、言い訳すら言えずに口を閉じた。 そして、しばらくすると俯いて、プルプルと震え出す。 …どうやら、反論を考えようとして、思考が別の方向へ行ったらしい。 「…わーったよ、なら実際にやってやらあ!」 ゼロにビシリ!と指を突きつけて宣言し、玉城は休憩室を飛び出してしまった。 …実際に出来るかどうかは別として、あまり喜ばしい行動ではないだろう。 行ったとしても、玉城が捕まってしまう可能性も大きい。 ゼロは、ひとつ大きなため息をつくと、その場にいた幹部の一人に玉城を追いかけて見張るように指示し、他の者に四聖剣を探してこちらへ来るようにと託けをする。 この後、どう動くか思考しながら、ゼロはまたひとつため息をついた。 「…イキが良すぎるのも、問題だな」 ゼロの苦労は絶えない ―――――。 (呼ばれたから来たけど…何かあったの? ゼロ) (朝比奈か…実は、先程…) (…なるほどね。わかった、ぶん殴って引き摺ってくるよ) (よろしく頼む。手加減は不要だからな) (承知! …最近、暴れてなかったからストレス溜まってたんだー) (そうか。なら、存分にしてくれて構わない) (フフフ…それじゃ、ちょっと行ってきまーす♪) (他幹部:(((…成仏しろよ、玉城)))←合掌) PR |
|
コメント |
コメント投稿 |
|
trackback |
トラックバックURL |
忍者ブログ [PR] |