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2010 05,25 03:17 |
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お久し振りです。
最近はご無沙汰していて、誠に申し訳ありません。 とりあえず、一言。 生きてます!(マテ) 久々なので、とりあえず更新します。 ※CP:ロイルル。 ※最初は暗く、シリアスです。 ※時間軸はゼロレク後。ルルーシュ死亡済み。 ※中編です。…一話一話が短いです(汗) ※ラストはハッピーエンドの予定です。 ※それでも良いと仰る方は、どうぞお進み下さい。 ロイドは寂しかった。 ――― 最愛の人がいないから。 ロイドは哀しかった。 ――― 最愛の人が亡くなってしまったから。 ロイドは悔しかった。 ――― 最愛の人と共に居れなかったから。 ――― だから。 だから、ロイドはそれらを紛らわす為に、とあるものの制作に着手したのだった。 01-創りましょう。 「うーん…やっぱり、食事は食べれた方がいいよね。あの方は料理がお上手だったし、何よりもやっぱり一緒にプリン食べたいし!」 「最初はあの方の情報を入れるとしても、追々自分で思考出来る方が、よりらしいよね。…んじゃ、超AIでも搭載するとしてー」 「動力は…サイズを小さくする為にも、やっぱりサクラダイトだよねぇ…エネルギー補給は…食事で大丈夫なようにしないとね」 「あの方ってば少食でいらっしゃるから、他にも何かエネルギーの補給出来るものも…あ、光エネルギーシステムってあったよね。アレにしよっと!」 「ボディの肌は…あの方の吸い付くような決め細やかな素材って無さそうだよねぇ…仕方ない、いっちょ培養してみようかな。…専門外だけど、あの方の為なら何でも出来るからね」 「髪は…」 「声は…」 その作業は秘密裏に行われ、ロイドの想いの深さを知っているセシルも手伝い、そして ――― ついに、完成する。 「………出来た。H-CB01、“ その姿は、まさしくルルーシュだった。 肌理きめ細かく、触ると吸い付くかのよう。 髪も漆黒で艶々のサラサラ、今は閉じられている瞳も深いアメジスト。 手も足も身体も細く、スラリとした肢体。 紛う事なき、ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアの姿がそこにあった。 「…ルルーシュ様」 すでに、超AIにルルーシュの情報は登録してある。 ルルーシュの思考パターン、知識、嗜好、その他etc...ロイドが知りうる限りを詰め込んだ。 身体も、完璧に仕上げてある。 最初は動きにぎこちなさがあっても、徐々に慣れるだろう。 後は、起動するだけ…… 「…………っ、」 ……ただ、それだけが難しいと知る ―――――。 ↓web拍手はこちらからどうぞ♪ PR |
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