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2010 05,27 00:05 |
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『お人形さん(ドール)』の続き、3話目ラストです。
※やっぱり短いです。 ※シリアスに戻りました。 ※中途半端で意味不明。え、これでラスト!? ※ヤンデレになりきっていない、残念クオリティ。 ※ご都合主義で申し訳ありません。 ※…後で、番外編的なモノを書くかも…? ※それでも良いと仰る方は、どうぞお進み下さい。 それは、事故と言える出来事だった。 数日(どころではない日数)、寝食せずにいたロイドが、ふらついてしまった事。 その手にはH-CB01“ そして、ふらついた拍子にそのボタンを押してしまったこと。 全ては偶然と偶然が重なり、奇跡が起こる ―――――。 03-呼びましょう。 「……………」 ロイドの目の前で、H-CB01“ ルルーシュと同じアメジストの瞳が、ぼんやりと辺りを映す。 「“ ロイドにとって、“ 姿形がそっくりなだけで、中身はただの人造人間なのに…。 ――― なのに、何故、それが“ルルーシュ”に見えるのだろう……。 「…ロイド……?」 H-CB01“ その微笑みは、あまりにも儚くて……ルルーシュの遺体が浮かべていた微笑みを彷彿させた。 「る、ルルーシュ、様……」 知らず知らずに涙が浮かんだ。 コレは“ルルーシュ”とは違うと、頭では理解している筈なのに……心が、この存在は“ルルーシュ”だと叫ぶ。 身体が勝手に動き(でも、それは心が望んだから)、ルルーシュを抱き締める。 自然と涙が浮かび、頬を伝う。 「ルルーシュ様……!!」 ルルーシュがロイドを抱き締め返してくれたのに気づき、更に抱き締める力が強まった。 ルルーシュは、己を抱き締めたまま、静かに涙を流すロイドを抱き締めたまま、苦笑を浮かべる。 そして、見える範囲で辺りを見回し、この場所がロイドの研究室だと気付く。 ロイドが抱き締めてくれる感触に、戻ってきたのだ、と。 ロイドの元へ還って来たのだとまた笑みを浮かべた ―――――。 PR |
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