2024 11,24 06:16 |
|
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 |
|
2010 11,25 23:41 |
|
お久し振りの更新です。
1000のお題集、お題0017、投下! ※時はR1。日常のほのぼの。甘々…とは言えないだろうな…。 ※時間は夜、ルルーシュの部屋での2人。 ※CPはCルル。 ※実は、ルルーシュの誕生日SSを書こうとして失敗したというオチつき(マテ) 私の半分は優しさで出来ている 「………っ」 「ん? どうした?」 「いや…少し調子が悪くてな…」 「なんだと? ……それはいかんな、ちゃんとベッドで横になれ」 部屋で、情報収集をしている時、突然ルルーシュが息をつめた。 どうやら、疲れから来る頭痛が起きているようだ。 それに、顔色も悪いし、肌もかさついている。 そう言えば…最近、ベッドで寝るのは自分ばかりで、ルルーシュとは寝ていない。 それを思い出せば、さすがに放っておく訳にはいかず、寝るように進めれば……ルルーシュが何かとんでもないものを見たと言わんばかりにこちらを凝視してくる。 さすがに居心地が悪くなり、何だと聞けば…何か悪いものでも食べたのか?、だと? 失礼な、私はピザしか食べてないぞ? そう返せば、返ってくるのは呆れたようなため息。 仕方がないので、首根っこを引っつかんでベッドに投げ捨ててやった。 「な…っっ!? 何をする!?」 「うるさい。つべこべ言わずにさっさと寝ろ。私の手を煩わせるな」 布団から、顔を真っ赤にして顔を出して喚くルルーシュに、フフンと鼻で笑い捨てる。 …それにしても、女の私でも簡単に投げれたな。 こいつ、どれだけ軽いんだ…いや、こいつがちゃんと食べてないだけだな。 「…お前が優しくしてくるなんて珍しいじゃないか、魔女」 「フン、私の半分は優しさで出来ているからな。当然だろう?」 そう言ったら、ルルーシュは一瞬呆けた様な顔で黙り込み、いきなり笑い出した。 なんて失礼な奴だ、男の風上にも置けん。 「ククク…いや、悪い。……そうだな、じゃあ今日はお言葉に甘えて、そろそろ休むとするか」 「フン、最初から素直に言うことを聞けばいいものを。…まぁいい。ほら、さっさと奥へとつめろ」 布団へ潜り込もうとするルルーシュを、奥側へと押しやってから一緒の布団にもぐりこむ。 …ん? どうしてそこで固まる? さっさと寝ろと言っただろうに。 「…おい、今日は俺が疲れているから休めと言ったのはお前だろうが」 「あぁ。仕方がないから、この私が添い寝をしてやろう。ありがたく思え」 まったく、グチグチとうるさい奴だ。 …あぁ、やはりこいつがいる方が落ち着くな…。 「添い寝って、…っておい! 抱きつくな! それでも女か!?」 「何を言っている。この私が抱き枕にしてやってるんだ、文句を言う暇があるなら…さっさとねろ」 「抱き枕って……はぁ、もういい」 小さく息をつく音がした。 どうやく諦めたらしい。 「ん。くぁ…もうつべこべいわずにねろ…おやすみ……くー」 「…もう寝たのか…。………おやすみ」 (ん…もう朝か…って、ほああああああ!!!???) (ん…うるさいぞ) (な、なんでお前…!!) (昨日、一緒に寝ただろう? もう忘れたのか?) (だ、だからってお前! はしたないだろう、もう少し女だという自覚を持ってだな!?) (朝っぱらからうるさい奴め。男だと言う自覚がない奴に言われたくないぞ、私は) PR |
|
コメント |
コメント投稿 |
|
trackback |
トラックバックURL |
忍者ブログ [PR] |