優しい世界
コードギアスの二次創作と、管理人のぼやき等を掲載していく予定です。(予定は未定/マテ) 2008/09/08sign
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2010
10,12
02:02
03.5-還りましょう。
CATEGORY[ギアスSS]
『お人形さん(ドール)』の番外編。ルルーシュsideです。
※今回は長め。…え、ちょっと極端じゃね?(汗)
※ルルーシュ視点です。モノローグともいう。
※シリアスに…なり切れてない、残念クオリティ。←
※最後、実はちょっと無理やり終わってますが、勘弁してください。(マテ)
※ロイドがショタコンになってしまいました。…いつものことか。(コラ)
※ご都合主義で申し訳ありません。
※それでも良いと仰る方は、どうぞお進み下さい。
ルルーシュは、幼い頃に会った事がある、兄の友人が気になっていた。
他人
(
ひと
)
にはない、他とは違う物の見方と価値観に興味を惹かれて。
しばらく交流があったけれど、母の死で離れ離れとなった。
日本では色々とあって、祖国を恨んで、彼のことは忘れるように心に決めて。
大人(高校生も大人だろう? 子供からしてみれば)になって、
死に掛けて(C.C.と出逢い、ギアスを授けられた)、
ゼロとして反逆して、裏切られて(スザクに…)、
記憶を消されて(そう、何もかも…妹のことも、彼のこともを)、
すべてを思い出して、再び反逆をして、
また裏切られて(今度は黒の騎士団、そして母すらも俺を騙していた…)、
皇帝として立ち上がる前にまた会う事が出来た。
実は、意外と近い場所(まさか、スザクの上司だったとは驚かされた)に居たことに、思わず笑ってしまったのは本人には内緒の話だ。
そして、ロイドからの愛の告白 ――― え、俺を?
03.5-還りましょう。
はっきり言おう。
確かに、俺は男にモテる。
何度も男に告白されたことがあるし、呼び出された先で襲われそうになったこともある。
…その時は偶然にも天が味方して、逃げ出すことが出来た。(勿論、何事も無かったに決まっている!)
その後からは、呼び出されてもリヴァルとかについて来させり、見張りしてもらったりして、難を逃れてきた。
…でも、まさか…ロイドが俺を好きだと、俺が幼い頃から愛していたなどと、気付く筈もない。
――― 何しろ、俺は自分自身の気持ちにすら、気付いていなかったのだから…。
ロイドから告白されて、まず俺が感じたのは…“嬉しい”という気持ちだった。
そして、そのことに疑問が湧いた。
どうして、嬉しいんだ? こんな俺にでも、好意を寄せてくれる存在がいることがだろうか?
でも、それなら知人や友人としてではないのか?
もし、これがスザクなら…はっきり言って、気持ち悪いと断言できる。
何度も裏切られたとは言え、スザクも(一応)友人だ(と思っていた)。
それでも、恋愛感情として好きだと言われたら、間違いなく拒絶するだろう。(全身鳥肌になる。絶対に)
それが、(あり得ないが)リヴァルだったとしてもはっきり拒否する。(それ以前に、リヴァルにそんな気があったなら、リヴァルを虫除けに使ったりはしないが)
それなのに…それなのに、ロイドはどうだろう。
嫌悪感を感じるかと思いきや、それどころか…嬉しい、だなんて。
だからこそ ――― ルルーシュは、己の想いに気付けた。
「……俺は、男、で、お前も、男、なのに…か…?」
「ルルーシュ様は男同士で、と思われるでしょうけれど、僕のこの想いに嘘偽りはありません」
自嘲じみた笑みを浮かべるも、ロイドの瞳には溢れんばかりの愛しさしか浮かんでいない。
その瞳に見つめられているルルーシュは、段々と自分の顔が赤くなっていくことに気付いた。
…が、止められない…止められる筈も、ない。
「お、俺も…
ロイドのことが…
好きだ……
」
「例え嫌われても、気持ち悪いと罵られても、僕は……へ?」
自らの想いを語っていたロイドの耳に、小さく聞こえたのは、承諾の言葉。
一瞬、空耳かと思って改めてルルーシュを見てみれば、赤い顔をした想い人の姿……。
思わず、自分の頬を抓ってしまったロイドに罪は無い。…筈。
ぱちくりと目を瞬かせるロイドの様子に、ルルーシュは更に真っ赤になる。
「べ、別に、お前が嫌なら今のは忘れてくれて……!」
照れ隠しに、思わず自分の本心とは逆のことを告げようとするルルーシュの言葉が、途中で途切れる。
…ロイドに抱き締められたことによって。
「…先程の言葉…本当ですか?」
「そ、それは……」
「それは?」
「嘘…じゃ、ない」
不器用ながらも答えるルルーシュに、ロイドは更なる愛しさを募らせる。
抱き締める、腕に更なる力が込められた。
「…ありがとうございます」
「………」
「…一生、大事にします」
「……………あぁ」
そうして、ロイドと恋人同士になり…でも、ロイドからの突然の告白だったために、ルルーシュは忘れていたのだ。
…どうして、自分が皇帝になったのかを………。
――― いや、忘れていたのではなく、考えないようにしていた、というのが正解だろうか。
「ルルーシュ…」
「…あぁ、わかっている。わかって…いる、つもりだ」
「…あの計画を中止して、他の物にした方が良くはないか? このままだと…」
「いや……今更、だ。スザクとの約束もあるし…それに、命乞いする程の命でもないしな」
「いくらあの馬鹿でも、お前とロイドの仲を引裂く程ではないだろう? お前から言えないのなら、私から言ってやるぞ?」
「…構わないさ。残り少ない生を、ロイドと謳歌するのも…悪くは無い」
「………そうか」
徐々に近づく、決戦の時。
ルルーシュは、ゼロ・レクイエムの詳細を味方になってくれた全員に説明する。
…反発する彼ら。
それは、当然のこと。
「そんな…! お考え直しください、ルルーシュ様!!」
ジェレミアは、ルルーシュに嘆願する。
素直に頷けば、己はまた、護るべき主を失うことになるのだから。
プライドや矜持など関係なく、敬愛する
主
(
ルルーシュ
)
を、失いたく等ないから。
「そうです! 例え平和になっても、陛下の命と引き換えにだなんて…」
セシルも懸命に説得する。
付き合いは短いけれど、その愛すべき心に触れれば、誰もが魅了されるだろう
陛下
(
ルルーシュ
)
。
そして、密かに自分の上司と付き合っているのも知っているのだから。
今まで幸薄かったルルーシュに、幸せになって欲しいから。
「ルルーシュ様…差し出がましいとは思いますが、言わせて頂きます。ルルーシュ様が犠牲になられた上での平和など、私は平和だとは思えません」
咲世子も口を出す。
本来ならば、メイドやSPは口を出すような存在ではないが、この主人だけはそんな、自らを存在ごと否定するような生で終わらせたくはない。
もう一人の主人だった、ルルーシュの最愛の妹・ナナリーに否定され、どれだけ傷ついているのかを知らないながらも、察しているから。
「……………」
何も言わないスザク。
…何も、言えないスザク。
決めたことだから、と意思を変えない為に。
……例え、決意がぐらついていたとしても。
――― そして。
「…ルルーシュ、様……」
どこか、呆然とルルーシュの名を呟くロイド。
目の前にいるのは、彼の君が幼少の頃から想い続けてきた主。
つい先日、心を通じ合わせた愛しい恋人。
生涯愛し、護ると決めた、最愛の人。
その人が、語った話の内容に…普段なら、いらぬことにまで動くロイドの頭脳が働かない。
…それでも、わかるのは。
ルルーシュが、己の傍からいなくなろうとしていること、だけ……。
懸命の説得の甲斐なく、運命の時が訪れ…ロイドの想いも空しく、ルルーシュの命は“ゼロ”により散っていった ―――――。
大衆の目前で命を落としたルルーシュは、Cの世界で世の中を見守っていた。
徐々に…どころではなく、目覚しい速さで復興していく世界。
それもすべて、生前にルルーシュが手を打っていたから。
…でも。
世界中の人々にとって、“優しい”世界が作れた筈なのに。
ルルーシュの、最愛の人にとっては違っていた。
スザクの“ゼロ”は、ぎこちないながらも何とかやっている。
それも、シュナイゼルの手助けがあってこそだが。
ナナリーも、元来の気丈さから、前へ向かって歩みだしている。
カレンも、ようやく取り戻した学生生活を謳歌しているようだし。
咲世子も、多少の蟠りはあるようだが、影ながらナナリーを護っている。
ジェレミアは、アーニャと共にオレンジ畑に精を出して、意外と楽しそうだ。
…だが、彼は…ロイドだけはとてもではないが、“幸せ”そうだとは見えない。
ただ、そこに存在しているだけ、だった。
でも、しばらくして。
ようやく、ロイドが動き出した。
“何か”を、作り出したのだ。
ロイドを心配していたセシルと一緒に(…何かがチクリ、と胸に刺さった)、とても熱心に。
…その姿を見て。
ずっと、自分のことなんて忘れて、幸せになって欲しいと思っていたのに…実際にそうなってみると、本当は違っていたのだと気付いた。
――― 本当は、ずっと自分のことを想っていて欲しかったのだ、と。
その事に気付いて、愕然とする。
何もしようとしない、ただそこにいるだけのロイドを見ているのが辛かった。
せめて、もう少しでも他の事に目を向けてくれれば、と思っていたのに…。
本心では、それが嬉しかったのだと、気付いてしまった。
そんな、自分との心と葛藤して。
そして、段々と出来上がる“モノ”が何かに気付いて、また嬉しいと思ってしまう自分がいて。
――― でも、そんな“モノ”が代わりになる程度の想いだったのかとも思ってしまって。
そんな、自分に嫌気が差しながらも、本心は偽れなかった………。
いざ、ロイドが作っていたものが出来上がって。
けれど、ロイドは………。
「……あぁ、そう…か………」
ロイドは、“ソレ”を起動出来なかった。
あまつさえ、苦労して四苦八苦して作ったものを、破棄しようとさえしている……。
「そう、か……」
それを知ったルルーシュの、心に溢れ出るのは、歓喜 ―――。
「そうだな……何しろ、ロイドだし……」
なにを杞憂していたというのか…。
ロイドが、あのロイドが。
幼少の頃の
自分
(
ルルーシュ
)
が死んだと思われていた時ですら、諦めようとしなかったロイドが。
他の者に(…例え、それが俺の形をしていようとも)、心奪われる…どころか、惹かれるはずもなかったのだと言うのに………。
ロイドを想って嬉しげに目を瞑るルルーシュの表情は、とても穏やかな微笑みを浮かべていた。
――― そしてルルーシュは、どうしてもロイドに逢いたくなってしまったから。
「…これで気づかなかったら、お仕置きだからな」
ちょっとだけ、ロイドに干渉して。
意識をロイドの作った“ソレ”へと向ける。
その瞬間……Cの世界から、ルルーシュの姿は消えていた ―――――。
(ロイド……)
(ルルーシュ様……)
(…ただいま)
(…っ、おかえりなさいませ、ルルーシュ様…!!)
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