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2008 10,03 03:20 |
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ルルーシュ…あのラストは、本当に綺麗でした。
美しかったです。 壮絶でした。 …でも、あのままだと、絶対にあの美しいルルーシュに対する暴行が始まりそうで…それを考えてしまった自分が嫌でした。 自分なりに、それを回避しつつ、最終話を見る前にしていたラスト予想を加えて、派生話を載せようと思います。 何よりも、微笑んでいたルルーシュの為に。 ※TURN25派生です。 ※CPはありません。あえて言うなら…C.C.+ジェレミア×ルルーシュ、みたいな?(マテ) ※色々と矛盾が多発しておりますが、ご容赦下さい。 ※シリアスです。暗いです。 ※何話か続くかも…? とりあえず、途中。 ※ルルーシュの死が許せない、信じたくない方はお止め下さい。 ※TURN25のラストを再確認してしまうと思います。 ※以上を踏まえて、オールオッケー、覚悟決めたぜな方はどうぞ! 苦情は不可の方向で。 『ゼロ! ゼロ! ゼロ! ゼロ! ゼロ!』 「あああぁぁぁぁぁ!!」 ルルーシュの遺体に縋り泣くナナリー。 その頭上では、ルルーシュを刺した剣を掲げている、ゼロ。 そして、その周りに集う、ゼロを称える民衆達。 捕らえられていた人質達は解放され、嘆くナナリーの姿をなんとも言えずに見つめていた。 ――― その時。 「陛下は、御遺体だろうとも渡しはしない!」 そんな宣言と共に、スタッとルルーシュとナナリーの許に降り立つ人物がいた。 端正な顔立ち、だがその顔の右目付近を覆うように付けられた、金色の仮面。 最後まで自らの意思でルルーシュ皇帝に仕えていた、ジェレミア・ゴッドバルトである。 ジェレミアは、ルルーシュをそっと抱え、スッと悼むように目を閉じた。 だが、次の瞬間には意志の強い眼差しをして辺りを窺う。 ナナリーは、ジェレミアに抱え上げられたルルーシュに、縋りつくように裾を掴んだ。 「お…ねがいです…。お兄様を、連れて行かないで……!!」 私とお兄様を、これ以上引き離さないで…!! 涙を流しながら、兄を返してくれと懇願するナナリー。 その姿に心打たれたのは、ルルーシュとナナリーの兄妹の姿を知っている者達。 …だが。 「―― それは出来ません」 「っ…、何故!?」 そんな!とショックを受けるナナリーに、ジェレミアは静かに冷静に告げる。 「今、ルルーシュ陛下をナナリー殿下にお返ししたとしても、すぐに引き離され、そして陛下の御遺体は見るも無残に痛めつけられるだろうからです」 それは、仕方がないとも言えた。 今まで苦しめられてきた民衆は、その感情ゆえに、苦しめていた者を許すことが出来ないのだから…。 そして、美しいルルーシュの姿が許せないと、必ず ―― 例えそれが遺体だとしても ―― 暴行を与えようとするだろう。 そして、ルルーシュの妹であるナナリーは、それを目の前で見なくてはいけない破目になる。 「…私には、それを耐えることは出来ませんから……」 ジェレミアは、フッとナナリーに微笑むと、ルルーシュを抱えて跳び上がった。 その跳躍力に驚き、周りにいた者たちはなんの手出しも、口出しも出来ぬままに。 跳び上がったジェレミアを、攫う様に飛んできたフロートシステム付きのKMFが掬い上げ、そのまま飛び去った。 (09.05.11 誤字修正) PR |
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