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2008 11,02 01:43 |
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…ってな訳で(←どんな訳だ)、ハロウィンSSです。
2日も遅れちゃったのは、まぁ…お気になさらず!(マテ) 良ければお楽しみ下さい♪ ※CP:(今のところ)無し。 ※…実は、キャラ選択形式にするつもりだったので、もの凄く違和感ありの中途半端。 ※他のキャラが書けなかったんです…|||OTL ※後から追加(追記?)するかもですが、今のところ予定なし。 ※前中後編です。 ※最初はアッシュフォード学院勢が出張ってます。 ※謎時間軸。(爆) ※それでも良ければどうぞ! ハロウィン(前) 「…ミッドナイトパーティー?」 ルルーシュが、たった今、ミレイから言われた言葉を反復する。 …もの凄く嫌な予感がして、顔が無意識に引きつるのがわかった。 「そうよ~。折角のハロウィンなんだし、楽しまなくっちゃ損でしょ? …まぁ、参加者は基本的に寮生のみ、それも自由参加だけどね。あぁ、仮装は必須ね! ちなみに、寮住まいの生徒会役員は強制参加だからヨロシク☆」 「「「…はぁぁ~~~~!!???」」」 ミレイからのウィンクを喜んでいる者一名を除き、生徒会室にいた全員が驚きの声を上げる。 いつも突発的だが、仮装が必要だというパーティーを、その前日に言い出すなんて非常識すぎるだろう。 ルルーシュなんて、頭痛がするのか頭を抱えている始末だ。 「はい! 質問です!」 「何かな?」 シャーリーが挙手して、ミレイは視線で受ける。 パーティーの内容を聞いてしばらく困ったように眉根を寄せていたのだが、その答えは結局出なかったらしく、質問することにしたようだ。 「会長! 仮装の費用は出ますか?」 …どうやら、シャーリーとしては参加する気は満々のようだ。 ただ、お金のことだけを心配していたらしい。 学生らしいと言えばらしいのだが、それでいいのかと思うのは自分だけなのかとルルーシュは悩む。 「それは自分持ち。…と言いたいところだけど、生徒会役員だけは強制参加だから、経費で出るわよ!」 「わお! 太っ腹!」 ミレイの言葉にシャーリーの表情は明るくなり、リヴァルは思わず口笛を吹く。 経費で出してくれるのなら、それこそ好きな格好が出来そうだ。 「寮生だけ…ってことは、私は出れませんね」 内心ホッとしながら、カレンは儚げそうに微笑んだ。 内心、よっしゃ~~!とガッツポーズをしていることなど、おくびにもださない辺りは凄いと言える。 …が、そうは問屋は卸さないのがミレイである。 「あら。出たいなら、こっちに泊まる手続きすれば参加できるわよ?」 「え゛っ!? あ、いえ、そこまでは…家の者が許してくれないと思いますし… (折角出なくてもいいってのに、わざわざ参加なんてしたくないわよ!)」 カレンは驚きから思わず素が出てしまったが、すぐに取り繕った。 内心では本音が出てしまうのは仕方がないだろう。 だが、そんなカレンの本音など何処吹く風(知らないのだから当然ではあるが)のミレイは、どうやら話している内に全員参加させることに燃えてきたらしく、自身の胸をドンと叩いた。 「あら~、そんなの、このミレイさんの手にかかれば、チョロイものよ! 安心しなさい、カレン! 私が責任を持って参加させてあげる!」 「へ? あの、私は…!(出たいなんて一言も言ってない…!)」 「よ~し、じゃあシュタットフェルト家に連絡取らなくちゃね。あぁ、仮装にリクエストがなければ、私が決めてあげるからね♪」 サクサクと話しを進めてしまうミレイに、もう手遅れだという意を込めて、ルルーシュはポンとカレンの肩を叩く。 そんなルルーシュも、ミレイのその後の言葉も予測出来ているらしく、すでに諦めの表情だ。 「あ、勿論、ルルちゃんの衣装は私が用意してあげるから、それを着てね!」 「……えぇ」 ルルーシュの予想通り、ルルーシュに選択権は無いようだった。 …合掌。 PR |
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