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2008 10,09 23:35 |
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『黒騎士ロイド』4話目です。
※短い。そして乱文…|||OTL ※多分、矛盾がそろそろ発生します。(マテ) ※今までの話にあった注意書きもお忘れなく。 遭遇 ロイドは店に入った瞬間、目が引き寄せられるようにカウンターにいる少年を見つけた。 少年は艶やかな柔らかい黒髪に、透けるような白い肌を持ち、その瞳は深く済んだアメジスト。 更に、顔立ちはとても見覚えのあるもので…。 「まさか……」 思わず口から出たのは、否定する言葉だった。 この目で見たものが信じられなくて……。 そして、ロイドがとった行動は… 「……痛い」 古典的ではあるが、自らの頬を抓ってみる、だった。 …これは、夢ではない。 過去、何度も見た、現実味がない夢想ではなくて、現実 ――― ! ――― 落ち着け。落ち着けロイド・アスプルンド。 瞬時に熱くなった思考を諌める。 煮えたった鍋に差し水をするかの如くに。 そして、彼の少年の現状を推測する。 「…あの制服は…アッシュフォード学園、か…」 あの方の不利になるようなことは、騎士ならば絶対にしてはならない。 もし、あの方が身を隠していらっしゃるのだとしたら、表立って騒ぎにしてしまっては、あの方に迷惑がかかる。 ロイドは、今すぐにでも飛び出して、彼の少年に抱き着きたいのを、抱き締めたいのを我慢した。 もし、今の普段のロイドを知っている者達がそれを知れば、驚き慄くだろう。 現在、彼の少年は店員となにやら揉めているようだった。 なら、自分の取る行動は………。 そうして、騎士は8年振りに、主と再会する ―――――。 PR |
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