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2008 10,07 15:54 |
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最終話派生話の続きです。
※捏造に次ぐ捏造。捏造大爆発。 ※説明が下手で誠に申し訳なく…! ※脳内補間して頂けると誠に助かります(マテ) ※今までの注意書きもお忘れなく。 「継承の…間?」 「あぁ。ここは、遙か古代からのシステムが張り巡らされている。 こうして見ていると、ただの古室だが…私達のような、ギアス関係者には深く強い意味を持つ」 更に詳しく聞こうとジェレミアが口を開こうとする前に、C.C.が「そら、始まるぞ」と石櫃を示した。 「こ、これは……!?」 ルルーシュを横たえた石櫃を中心として、光り輝く模様が描かれていく。 ジェレミアは驚きのあまり、ルルーシュの傍らから一歩下がってしまったが、ハッとして元の位置へと戻る。 おそらく、古代の文字か何かなのだろうが…さすがのジェレミアも、何を意味しているのかはわからない。 光の模様は石室中を覆い、そして、その光はルルーシュ自身へと及ぶ。 それを見つめていたC.C.は、徐に光に包まれたルルーシュの真上で、自身の手に傷をつけた。 傷を付けたと言っても本当に小さなもので、その傷口からジワリジワリと滲み出る血の滴が、ポツリとルルーシュへと垂れる。 滴は正確にルルーシュの心臓の上へと垂れ、そして……吸い込まれるように消えた。 「…え?」 固唾を呑んで見ていたジェレミアは、思わず声を上げてしまった。 だが、それも仕方がないだろう。 普通ならば、飛び散ることはあっても、跡形なく消えるだなんて…。 「…ジェレミア」 それまで無言だったC.C.が、ようやく声を発した。 呼びかけられたジェレミアは、視線をC.C.へと向けることで応える。 「…ギアスは『王の力』だ。王の力は持ち主を孤独にし、異なる摂理、異なる時間、異なる命を与える」 無表情で語っていたC.C.は、そこでニヤリと笑う。 「――― そして、ルルーシュのギアスはすでに、ギアスの最終形態にまで進んでいた」 それが、どういう意味かわかるか? その意味を察したジェレミアは、驚愕で目を見開いた。 愕然としたジェレミアを他所に、C.C.は頭上を見上げる。 その視線の先では、天井にまで広がっていた光が、ルルーシュへと降りてきていた ―――――。 PR |
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